【富士風穴】樹海Xゾーン洞窟探検【本栖風穴】

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光から闇を見る…闇から光を思う…

ぼくの故郷には洞窟が多い。
乾徳道場のお穴はじめ、調べていくと、あの富岳風穴も、今回の富士風穴だって精進の穴らしい。

県道71号線を走って、通称開拓道路から少し富士山より…樹海に入りました。

大室山は富士山から少し離れたこの場所で側火山としてかつて噴火活動していました。
この周辺たくさんの穴が点在します。

それでは樹海の奥へと凸しましょう。

富士風穴

さっそく、一番すごい穴。
全長230m以上、地上との高低差が最高約20mもある。
溶岩がガス体で膨らみ、外部から冷め固まり、内部が吹き出した後の空洞だ。

足元に気をつけて。

氷筍です。

春でも夏でも、洞窟の中は異次元。

天井に赤みがかかっている。

怖いからすぐに出る。
洞窟を出る時が好きだ。
遠くから光が見えてくる。
「助かる感じ」
きっと人間にプログラムされている。

精進口登山道

まだ他にも背負子風穴、大室風穴、眼鏡穴、神座風穴がある。

今回は一番有名な富士風穴の次にすごい本栖風穴へ。
2通りある難しい方から大室山の廃道を探しに行きます。

溶岩の上を歩いていきます。

精進口登山道の続きと大室山の分岐。

大室山の廃道さがし

大室山から本栖風穴までショートカットの廃道を探しました。
しかし、GPSガーミンが上手く行かない。

無理せず引き返しました。

子抱き富士のこども部分ですね。
もう5月になると急に生い茂って輪郭をなくす。

富士ヶ嶺、71号遠い場所から見るとこんな感じ。

本栖風穴

続いて本栖風穴へ。
安全な道をゆっくり歩いていく。

途中カマド跡を見つけました。

ここは右。
看板は全くないからGPSと地図を頼りに進む。

本栖風穴第二

236mの溶岩洞です。
洞口は7mほどの竪穴。

僕にとって洞窟は、廃隧道よりずっと怖い。
よく入っていけると不思議に思う。

奥にいくと富士風穴と同じく氷の部屋で氷床、氷柱が観察できる。

本栖風穴第一

道を歩いていたら薄く大室山が見えました。

3つ目の穴、これで最後。
半日くらいよく歩きました。お腹もすいた。

全長494mの溶岩洞窟。
ガス噴出孔で23mの深さの竪穴。

感想、コロナ時代に思うこと

驚いた、ぼくの故郷にはこんなにも洞窟が多かったんだ。

本栖風穴は文字の通り本栖湖だし、調べていくと
今日の富士風穴も精進にあるんですね。

乾徳道場のお穴も、もちろん。

富岳風穴もお土産が売ってたりの場所は違うけれど、穴自体は精進のようだ。
だから洞窟怖いで終わらずに、ちょっとずつでも知っていきたい。

近いと見えないし、聞こえないし、行かない。
きっと東京の人が東京タワーやスカイツリーに行ったことがないのと同じ。

今、コロナで大変な時代ですよね。
今、だけどこうして時間ができたことで「故郷の光」を知ることができた。

これからも少しずつでも「観光」という地域の光をお届けできたらと思う。

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