樹海村のお散歩道〜棄てられた絶景〜
樹海村は樹海言語で示すならZゾーンに位置する。
大きく分けた4つのエリアでここは手つかずの場所です。
地元の人すらあまり知らない、棄てられた場所に絶景がありました。
地図にない入口から…精進湖自然路
樹海村の東、廃道になったこの道の向こう。
139号線を挟んであの緑の中に地図にない樹海の入り口があります。
私のいつものお散歩にお連れしますので一緒に歩きましょう。
自然が美しい線を描いている。
この道は人が歩くことがほとんどないからこんな樹海が遊歩道からも見えてしまう。
怪物みたいな木
最初の分岐に現れたのは怪物みたいな木。
倒れた根です。
裏に回ると松とわかる。
まだ生きてるんですね。
いつもしばらく見つめる時間がある。
土がない樹海で生きる自然の生命力に目を釘付けにされる。
ヤマツツジらしいです。
自然が好きな人にとっては当たり前かも知れないけれど
ぼくはまだ歩くようになって5年目、分からないことばかりで分かると楽しい。
よく聞く名前と一致するのが嬉しい。
赤ちゃんの岩
ぼくは樹海のコミュニティを運営していて楽しみはいろいろ。
リスナーさんが赤ちゃんの泣き声を聞いたそうです。
磁場が強い場所だと思う。
よく機材トラブルも多かった。
樹海は心霊好きと相性がいい。
もう1年も前だけど子どもが「おーい」って声をかけてきた。
こんなとこ、岩で向こうが見えないけれどこどもはいないはずだよね。
ぼくは怖がりです。
精進湖
季節で色が変わるから面白い。
せの海に溶岩が流れた、湖の底は途中まで溶岩。
こっちは1200年前の新しい森、むこうは10000倍、1200万年前だそうです。
あずまや
ここで一休み。
今日はコーヒーを飲みながら湖を眺める。
山だっていいし、樹海だっていい。
気分で。
ラーメンだっていい。
駄菓子も合う。
ここは極楽浄土か、それとも地獄
廃道が好きな人なら写真からも道って分かりますね。
自然路を気に入って3年くらい歩いてたけれど
内側にこんな面白いエリアがあるなんて知らなかった。
幻のディズニーランド候補地
ディズニーランド候補地で調査団がきたって話も面白いし、
集落の人の仕事場になっていたというのも面白い。
最近見つけたとこであまりよく分かっていない。
だから何度も通っている。
こんな表現はおかしいけれど、あの世みたいだった。
いきなり出てくる巨大な山が怖いとも思った。
360度の景色に人工物が一切ない。
視界も開けていて富士山がある。
違和感がすごい。こんな場所は他にはないだろうから。
もう一つの入口
この場所たどりつく道がもう一つある。
もう通らない。
道を見つけて、そして 見つけたくないものも見つけた からだ。
ここで富士山を見たのか。 ここで富士山を見なかったのか。 絶望がゴールだったなら、どんな景色だったのか。 世間と切り離されていつも思わないことを思う。 変なことを考えはじめたので立ち去る。
最初に歩いた樹海と比較して、このエリアにどれだけ人があらがったのか想像する。
人も自然も生命に溢れている場所。
昔、今も？
今大変な時代ですよね。あらがいたいな。
手を合わせる。
不法投棄のドラム缶
こんなとこまで運ぶのは大変だったと思う。
片付けたいけれどまたにする。
地元の人しか知らない風景
ここを右に入ります。
崖があるので気をつけてくださいね。
この富士山も特別です。
車で来れない場所だからレアですね。
貴重に思えてよく見にきます。
今大変な時だから季節感がなくなるけれど思い出せて良かった。
思い出させてくれてありがとう。
こどもたちの声が聞こえた場所。
また怖い話すいません。
女の声
冒頭でコミュニティを運営していると言いましたが
ライブ配信でリスナーさんに樹海を見てもらっているときの話しです。
以前ここには不法投棄のドラム缶がありライトで照らしていました。 すると、左斜め後ろから「あっ」女性の声がする。 帰る方向よりやや左、きた方へ逃げたら追い詰められる。 とっさに声の方向へ走り、振り返って照らす。 そこで見たのは四つ足の獣で顔は人、件。
こんな時代だから
樹海村の一番西についた。
天気予報が悪かったのでまさか富士山が見えるとは思ってなかった。
白地に富士山、見たことない、いい富士山だった。
いつも見えると思っていくので雲がないありきたりな富士山率高いです。
でも今日は見えなくてもいいや、なにかしら書きたいからとにかく動いてみようと歩いた。
動いてプラス1の今日みたいな日もあれば動いてマイナス1の日もある。
だからプラマイ0。
動かないでずっと0より面白いから今は動いてみようと思う。
何度もあらがってみようと思う。